株より大きな利益が出しやすいと言われるFX。
FXには利益を大きくできる仕組みがある反面、他の投資にはないFXのデメリットもあります。
例えば火は上手く使えば料理や暖房に使え便利です。逆に使い方を誤れば火事になり、大きな損害を受けます。
FXもこれと同じです。大きなメリットがある反面、その分だけデメリットもあります。
リスクを理解して、上手くコントレールすればリスクを少なくできます。
高レバレッジによる大損
FXでは投資資金の最大25倍(レバレッジ)の取引が可能です。
つまり、1万円で25万円の大きな取引をすることができます。
少ない資金で大きな取引ができる事がFXのメリットですが、裏を返せば逆にFXのデメリットとも言えます。
取引が上手くいっている時は大きな利益を出せるので良いのですが、相場が逆に動いた時は大きな損失を出す事になります。
大きな金額での取引は大きな利益を生む反面、大きな損失も出る時があります。
ただ、レバレッジを低く抑えたり、損切り注文(ある程度の損失が出たら決済をすること)をすれば、FXのデメリットはある程度抑えることが可能です。
24時間取引されるFX
株と違ってFXは24時間取引可能です。
24時間好きな時に取引ができるのはFXの大きなメリットです。
その反面、24時間相場が絶えず動くので、寝ている間に相場が大きく動いて大損することもあります。
中には相場が気になって不眠症になる方もいるそうです。
これを防ぐためには、ある程度の損失になったら自動的に決済をする注文を入れとくことが重要です(損切り注文)。
もしくは、寝る前に一旦全ての注文(ポジション)を決済しておくことも有効です。
逆に寝ている間に相場がプラスに動いて大儲けしたという話も聞きますが、レバレッジを少なくしたり、リスクを減らすようにしましょう。
FX会社の倒産のリスク
昔、FX会社が倒産して預けた証拠金が戻ってこなくなり、大問題になりました。
今は法律で会社の財産と顧客から預かったお金を分離して管理しています(信託保全)。
下記は外為オンラインの信託保全の図です。
つまり、顧客から預かったお金は信託保全を請け負っている銀行から戻ってくるので安全です。
ただ、海外のFX会社は日本の法律の適用を受けないので、信託保全されていない場合がほとんどです。
やはり大切な資産は日本のFX会社を使ってFXをするのが安全です。
自己資本比率が高いFX会社は倒産リスクが少なく安全です。